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名乗
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なのら
ふりがな文庫
“
名乗
(
なのら
)” の例文
旧字:
名乘
忠知はそれを面倒に思って、家来に自分の名を
名乗
(
なのら
)
せて面会させた。すると、その家来が悪心を起して、その席の一人の侍の懐中を盗んだ。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
金三郎は娘の顔に母親の昔の俤を
見出
(
みいだ
)
して、娘の亭主と争ってそれを連れ出し、三十七年前の母親のお染の名を
名乗
(
なのら
)
せて小牛田に泊り、その時の
満
(
みた
)
されない恋の遊戯をそのままくり返したのだろう
奇談クラブ〔戦後版〕:17 白髪の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“名乗”で始まる語句
名乗掛