“司厨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しちゅう66.7%
コック33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、この「洲蘆の出島」は、もともと仏蘭西フランス大使館の鴨猟地なのであった。現在も、以前の猟館には司厨しちゅう長が住んでいて、他には、自転車の六日競争の小屋があるくらいである。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「大抵一席ノ佳味ハ司厨しちゅうノ功其六ニ居リ、買弁ノ功其四ニ居ル……」
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
十七人の労働者と、二人の士官と、二人の司厨コックが、ピークに、「勝手に」飛び込んだ。
労働者の居ない船 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)