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史家
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しけ
ふりがな文庫
“
史家
(
しけ
)” の例文
次の日は
仲秋節
(
ちゅうしゅうせつ
)
。——
史家
(
しけ
)
の小作や奉公人は、昼から
莚席
(
えんせき
)
の支度に忙しかった。羊を
屠
(
ほふ
)
り
鶩
(
あひる
)
や鶏をつぶすこと、何十羽かわからない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生半可
(
なまはんか
)
、彼が世上慾に目をひらいて、先祖代々からの庄屋づとめや百姓仕事を嫌いだしたら、かえって、わしの仕込んだ道も、
史家
(
しけ
)
にとってはあだになる
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かくて教頭王進の
母子
(
おやこ
)
は、そのまま史家村に居着いてしまった。そして
史家
(
しけ
)
の
嫡男
(
ちゃくなん
)
九紋龍一人のために、かつての禁軍八十万の師範王進が、日々手をとって武芸十八般にわたる秘技を指南した。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“史家”の意味
《名詞》
史家 (しか)
歴史に精通している人。
歴史の研究者。
(出典:Wiktionary)
史
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“史家”で始まる語句
史家村