“可惜(いとし)” の例文
真珠色をした夕(ゆうべ)の闇が純白の石楠花(しゃくなげ)の大輪の花や、焔のような柘榴(ざくろ)の花を、可惜(いとし)そうに引き包み、咽(む)せ返えるような百合の匂が、窓から家内へ流れ込む。
西班牙の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)