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古今著聞集
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ここんちょもんじゅう
ふりがな文庫
“
古今著聞集
(
ここんちょもんじゅう
)” の例文
というのは、参考書として、仏典の字引を求めて来るつもりのを、ついして、机の上に持ち来たしたところを見ると「
古今著聞集
(
ここんちょもんじゅう
)
」。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
前にも言っておいた瀬戸内海の西部、伊予の黒島の鼠の話というのは、『
古今著聞集
(
ここんちょもんじゅう
)
』の巻二十に記録せられて、古い話であるが作りごとではなかったと思う。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
あるとき、成光が
閑院内裏
(
かんいんだいり
)
のふすまに鶏の絵をかいたところが、生きた鶏がこの絵を見てほんものの鶏と思って蹴ったということが、昔の「
古今著聞集
(
ここんちょもんじゅう
)
」という本に書きのこされている。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
と『
古今著聞集
(
ここんちょもんじゅう
)
』は伝えている。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
『
古今著聞集
(
ここんちょもんじゅう
)
』の第十五章には幾つか見えているが、その一二を挙げるならば
時弘
(
ときひろ
)
という男
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“古今著聞集”の解説
古今著聞集(ここんちょもんじゅう)は鎌倉時代、13世紀前半の人、伊賀守橘成季によって編纂された世俗説話集。単に『著聞集』ともいう。事実に基づいた古今の説話を集成することで、懐古的な思想を今に伝えようとするものである。20巻30篇726話からなり、『今昔物語集』に次ぐ大部の説話集である。1254年(建長6年)10月頃に一旦成立し、後年増補がなされた。今昔物語集・宇治拾遺物語とともに日本三大説話集とされる。
(出典:Wikipedia)
古
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
今
常用漢字
小2
部首:⼈
4画
著
常用漢字
小6
部首:⾋
11画
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
集
常用漢字
小3
部首:⾫
12画
“古今著聞”で始まる語句
古今著聞