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口説
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クドキ
ふりがな文庫
“
口説
(
クドキ
)” の例文
普通我々が言ふ長篇の
口説
(
クドキ
)
節以外に、どゝ逸に近い形の——なげ節以前から見えて居る傾向の——短い口説が出来て居つて、其が長い叙事詩の代りをして居つた。
感謝すべき新東京年中行事:――第四回郷土舞踊と民謡の会・批判――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「ことほぎ」を「こどき」と言うた事は其条に述べたが、此も亦、祭文として芸術化したものと見れば、後世の「
口説
(
クドキ
)
」と言ふ叙事風な語り物の本義が知れるのである。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
それが人気を集めたので、後々までも、人形舞はしの事を京太郎、と言ふ様になつたのであらう。彼等が持つて居る歌を見ると、念仏系統の歌——寧、
口説
(
クドキ
)
風の歌——が多い。
偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
口説
(
クドキ
)
の中に男女間の
口舌
(
クゼツ
)
や妄執・煩悶ばかりを扱はぬ純粋な叙事詩もあるのである。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“口説(クドキ)”の解説
クドキ(くどき)は、浄瑠璃や歌舞伎のクライマックスで俳優と浄瑠璃とで演じる個所。「口説き」ともいう。元来は平曲や謡曲あるいは説経節で登場人物の悲しみを歌う演出であったものが、近世以降各種の口承文芸の演出も加わり多様化した。
(出典:Wikipedia)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“口説”で始まる語句
口説落
口説立
口説節