トップ
>
取仕切
>
とりしき
ふりがな文庫
“
取仕切
(
とりしき
)” の例文
「枕山先生の葬式は万事門下の人たちが
取仕切
(
とりしき
)
ってやったのだという話です。谷中の
瑞輪寺
(
ずいりんじ
)
へ葬ったのはお寺が近かったからだというはなしです。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そして適當な家を目付けて、其を借りることになツたが、敷金家賃其の他一切の
話合
(
はなしあひ
)
は
都
(
すべ
)
て綾さんが
取仕切
(
とりしき
)
ツて、由三は只其の
後
(
あと
)
について挨拶するだけであツた。
昔の女
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
自分はいい気になって、ずいぶん姉様をもないがしろに
取仕切
(
とりしき
)
った、それでも姉夫婦は自分が宇津木へ縁づくについてはさまざまに力を入れてくれ、この着物なども姉様が
手縫
(
てぬい
)
にして下すったもの。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
仕
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“取仕”で始まる語句
取仕舞