収穫物しうくわくぶつ)” の例文
そんな騒ぎのあと四五日すると、いつも町から、近くの軍隊へ野菜類を納める御用商人の一人が荷馬車を持つてやつて来た。そして、山のやうに積んである納屋の収穫物しうくわくぶつ綺麗きれいに持つて行つてしまふ。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)