“双蝶々廓日記”の読み方と例文
読み方割合
ふたつちょうちょうくるわにっき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真打しんうちとして語った矢野津ノ子の「双蝶々廓日記ふたつちょうちょうくるわにっき・八幡引窓の段」を、金五郎は恍惚となって聞いた。まだ二十五六歳の青年であるが、その語り口の巧妙さはほとんどしんに入っていると思われた。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)