“原子弾”の読み方と例文
読み方割合
げんしだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塔は、原子弾げんしだんが近づくのを監視かんししている警戒塔けいかいとうです。すべて原子弾を警戒して、こんな銀座風景ぎんざふうけいになったのです。みんな地下に住んでいます。
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「それはよかったですね。しかし、そんならなぜ、あのようにたくさんの原子弾げんしだんの警戒塔や警報所や待避壕たいひごうなんかが、今もならんでいるのですか」
三十年後の東京 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これを原子弾げんしだん破壊機によりて、ことごとけずり取り、瀬戸内海をはじめ各湾、各水道、各海峡等を埋め、もって日本全土を、簡単なる弧状こじょうに改め、その外側を、堅牢なるベトンをもっておおいたり
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)