占風訣せんふうけつ)” の例文
「紅の旗が、東南風で折れましたか。さらばご懸念にはおよびません。これ、兵法の天象篇てんしょうへん占風訣せんふうけつの一項に見えるとおり、敵に夜陰のうごきあるしるしです」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)