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卜部兼好
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うらべかねよし
ふりがな文庫
“
卜部兼好
(
うらべかねよし
)” の例文
「いや、まったくは、
治部
(
じぶ
)
ノ
少輔
(
しょうゆう
)
兼顕
(
かねあき
)
の三男、
卜部兼好
(
うらべかねよし
)
でおざるよ。……俗の名を取ってそのまま、今は兼好法師と呼ばれておるが」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだその頃、
北面
(
ほくめん
)
伺候
(
しこう
)
の二十六、七の若武士にすぎなかった
卜部兼好
(
うらべかねよし
)
には、それが初恋だった。火となって、女の許へ通った。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むかしは滝口の武者
卜部兼好
(
うらべかねよし
)
だった者である。すぐ体には以前のものがよみがえっていた。あわてはしない。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卜
漢検準1級
部首:⼘
2画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“卜部兼”で始まる語句
卜部兼倶