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南部椀
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なんぶわん
ふりがな文庫
“
南部椀
(
なんぶわん
)” の例文
南部椀
(
なんぶわん
)
と呼んで珍重される椀は、おお方このわたりの産と見ていい。昔から随分と出たと思える。
陸中雑記
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
南部の名を有つものに古くから「
南部椀
(
なんぶわん
)
」があります。時にはこれを呼んで「
秀衡椀
(
ひでひらわん
)
」という人もあります。この
藤原秀衡
(
ふじわらのひでひら
)
の名に
因
(
ちな
)
む椀が、果してどこで出来たか、実は確かでありません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
昔から
秀衡椀
(
ひでひらわん
)
とか
南部椀
(
なんぶわん
)
とか名があって、この地方と漆器とは切っても切れない関係にある。大体徳川時代の初期に焼物が
盛
(
さかん
)
に作られるまでは、日本人の食器といえばほとんど
凡
(
すべ
)
て漆器であった。
陸中雑記
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
椀
漢検準1級
部首:⽊
12画
“南部”で始まる語句
南部
南部表
南部家
南部浪人
南部霰地
南部大膳大夫
南部坂
南部紬
南部駒
南部紫