卓子掛てえぶるかけ)” の例文
何事だろうと、布目を覗く若いをたしなめて、内の障子より清純きれいだというのに、卓子掛てえぶるかけの上へ真新しいのをまた一枚敷いて、その上をしなった指で一のし伸して
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)