十方じつぱう)” の例文
ぢやうの手は眼にもとまらず引くと見せ打つと返すと十方じつぱう無礙むげなり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
十方じつぱう射光しやくわう霞むのみなる浮雲のまうへ照りつつ春なるかなや
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
光は十方じつぱう無碍むげなげきつつ、まづ
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)