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北廓
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ほっかく
ふりがな文庫
“
北廓
(
ほっかく
)” の例文
「こらっ、
婢
(
おんな
)
っ!
北廓
(
ほっかく
)
はいずれであるか、これからまいるぞ。案内をいたせっ。ははははは、愉快愉快」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「御同然で、私はそれでも、首尾よく間違えずに来たですよ。
北廓
(
ほっかく
)
だというから、何でも北へ北へと見当を着けるつもりで、宅から磁石を用意に及んだものです。」
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ははははは、この刻限にこの道、これはいかさま野暮なことをおきき申した。雨の夜の
北廓
(
ほっかく
)
もまれには妙でござろう。
下世話
(
げせわ
)
にも気散じとか申してな、武骨ながら拙者もお供つかまつろう」
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
“北廓”で始まる語句
北廓花盛紫