“化物稲荷”の読み方と例文
読み方割合
ばけものいなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その女は湯島の化物稲荷ばけものいなり……と云っても、この頃の人にはお判りにならないでしょうが、今の天神ちょうの一丁目、その頃は松平采女うねめという武家屋敷の向う角で、そこに化物稲荷というのがありました。
半七捕物帳:51 大森の鶏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)