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勸進元
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くわんじんもと
ふりがな文庫
“
勸進元
(
くわんじんもと
)” の例文
新字:
勧進元
第一に呼出されたのは、當夜の
勸進元
(
くわんじんもと
)
で、この
催
(
もよほ
)
しの金主で、お妙のパトロンになつて居る、神田鍛冶町の金貸、佐渡屋金兵衞。
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
勸進元
(
くわんじんもと
)
が損をするだらうと思つたくらゐ、いやもう山中の人氣をさらつて、何千人と入り込み、飛鳥山を
禿
(
はげ
)
ちよろにしましたよ
銭形平次捕物控:301 宝掘りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
冠
(
かんむり
)
も頬も襟も汚れて居るのは、
勸進元
(
くわんじんもと
)
の細工にしちや念入り過ぎるぜ、それに、夜が明けてからもう二た刻も經つて居るのに、涙の乾かねえのも不思議ぢやないか」
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
どうせ
勸進元
(
くわんじんもと
)
のサクラに言はせる細工で、ネタを洗へば人形の眼玉へ水でも塗るんだらう——位に思つたのですが、それにしても、少し細工が過ぎて、なんとなく見遁し難いやうな氣がしたのです。
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
中年男の
三輪
(
みのわ
)
の萬七、續いてその子分のお
神樂
(
かぐら
)
の
清吉
(
せいきち
)
、そして二三人の子分に守られて、繩付が二人、その一人は寶掘りの
勸進元
(
くわんじんもと
)
で、よくない金儲けばかりやりたがる山の宿の喜三郎で、後の一人は
銭形平次捕物控:301 宝掘りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「それぢや何んだ、年寄か
勸進元
(
くわんじんもと
)
か」
銭形平次捕物控:286 美男番附
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
勸
部首:⼒
19画
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“勸進”で始まる語句
勸進
勸進帳