動悸どき)” の例文
恩ある其人のむかうに今は立ち居る十兵衞に連添へる身の面をあはすこと辛く、女気の纎弱かよわくも胸を動悸どきつかせながら、まあ親方様
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
動悸どきっとしましたね? あんたは、鮎というと目も鼻もない」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)