“刷板部”の読み方と例文
読み方割合
すりはんぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
反逆の呂律ろれつの手ほどきをしてくれたのはこの父ではなかつたか。その頃まかれた種は芽生えようとしてゐる。燐寸工場で刷板部すりはんぶの勇敢な女工の組織を彼女が中心になつて始めてゐたのだ。
反逆の呂律 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)