“刓(つぶ)” の例文
きのうきょう「時間」の歯で咬(か)まれて角(かど)が刓(つぶ)れ、「あきらめ」の水で洗われて色の褪(さ)めた「悔やしさ」が、再びはっきりした輪廓(りんかく)、強い色彩をして、お玉の心の目に現われた。
雁 (新字新仮名) / 森鴎外(著)