刈田かった)” の例文
片倉小十郎(景長)は、刈田かった郡白石城、一万七千石あまりの館主たてぬしで、家格は「一家」に属し、小石川堀普請の奉行を勤めている。
阿保原の地蔵は刈田かった郡にあるというが、私はまだまいったことも無くまた書物などでも見たことがない。こういう信仰行事は他にもあることであろうか。もう少し例を集めてみたいものと心がけている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)