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出逢
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でっくわ
ふりがな文庫
“
出逢
(
でっくわ
)” の例文
「勇、あの男を追っかけるんだ、それから、一番先に
出逢
(
でっくわ
)
した自動車を呼んで、霞門の外で待って貰うんだ」
踊る美人像
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
旅の苦労を
嘗
(
な
)
めて足が慣らされていますから、この多摩川沿いの
山間
(
やまあい
)
や、沢伝いのかくし道を平気で歩いて、思いがけないところで
出逢
(
でっくわ
)
す人を驚かすこともあり、この辺は古来
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
曲り角でぱったり
出逢
(
でっくわ
)
した人があった。
怪談
(新字新仮名)
/
平山蘆江
(著)
「昨日の夕方はお前、笹子峠の七曲りで狼に
出逢
(
でっくわ
)
して、命からがらで逃げて来たんだ」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
法然様
(
ほうねんさま
)
から蓮生という名前をもらって大得意で——この時は間違いなくレンショウといったものですがね、ある時、武蔵野の真中で、武勇粛々として郎党をひきつれた宇都宮弥三郎と
出逢
(
でっくわ
)
すと
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
逢
漢検準1級
部首:⾡
11画
“出逢”で始まる語句
出逢頭
出逢橋
出逢々々
出逢茶屋