トップ
>
内裏
>
うち
ふりがな文庫
“
内裏
(
うち
)” の例文
あの方がますます私からお
離
(
か
)
れがちになっていられる間も、私の家は丁度あの方が
内裏
(
うち
)
から御退出になる道すじにあたっていたので
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「昼間、
内裏
(
うち
)
などに入らっしゃるようなお積りで、此処にだって入らっしゃれませんか?」と半ば常談のように言い足した。
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
毎日のように、道綱は
内裏
(
うち
)
に一人で出て往っては、また一人で淋しそうに帰ってくる。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
どうしてそんな女の事なんぞを私にもっと出来るだけお隠しなすって、いま暫くなりと、「
内裏
(
うち
)
へ」——などと仰ゃってでも、私をお
瞞
(
だま
)
しになっていて呉れられなかったものなのだろうか。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
“内裏”の意味
《名詞》
内 裏(だいり)
古代、宮都における皇居。
(出典:Wiktionary)
“内裏”の解説
内裏(だいり)とは、古代都城の宮城における天皇の私的区域のこと。御所(ごしょ)、禁裏(きんり)、大内(おおうち)などの異称がある。都城の北辺中央に 官庁区画である宮城(皇城)中国では宮城は皇帝の政務エリア、皇城は官庁エリアとされていたが、日本では特に区別せず同じものとしている。があり、宮城内部に 天皇の私的な在所である内裏があった。
(出典:Wikipedia)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“内裏”で始まる語句
内裏雛
内裏様
内裏交
内裏拝
内裏方
内裏語
内裏拝観
内裏炎上
内裏言葉
内裏雛様