“内用”の読み方と例文
読み方割合
ないよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戸沢は「ちと内用ないようがあるから遠慮いたせ」といって、供のものをとおざけ、松本に草鞋わらじを脱がせて、強いて轎中に坐せしめ、自ら松本の草鞋をけ、さて轎丁を呼んでいて行かせたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)