六分儀ろくぶぎ)” の例文
蜂谷艇長は、観測台のところに立って、しきりにオリオン星座のあたりを六分儀ろくぶぎはかっていたが、やがて器械を下に置くと、手すりのところへ近づいて、下にいるミドリの名を呼んだ。
月世界探険記 (新字新仮名) / 海野十三(著)