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儆
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いまし
ふりがな文庫
“
儆
(
いまし
)” の例文
願はくは深く自ら
儆
(
いまし
)
めて過を
弐
(
ふたゝ
)
びせられぬやうにと云つた。そして霊枢を開いて「陰陽二十五人篇」を読んだ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
しかし局に対することが
少
(
まれ
)
であった。これは自ら
儆
(
いまし
)
めて
耽
(
ふけ
)
らざらんことを欲したのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
貞白は酒を
嗜
(
たし
)
んだ。そして
動
(
やゝ
)
もすれば酔うて事を誤つた。榛軒は屡
儆
(
いまし
)
めたが功が無かつた。終に「己が廃めるから一しよに廃めるが好い」と云つて、先づ自ら湯島の天満宮に祈誓して酒を断つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
儆
部首:⼈
14画
“儆”を含む語句
儆備
儆責