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侠気
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いなせ
ふりがな文庫
“
侠気
(
いなせ
)” の例文
旧字:
侠氣
これは白魚河岸のほうの床屋の職人で、二十一になる銀吉という、目のキラリと光る
侠気
(
いなせ
)
な若い
仕
(
し
)
だった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
侠気
(
いなせ
)
な若い仕の声がした。阿母がでていってみると、万八の若い仕だった。金太郎武蔵の旦那が御朋輩と年忘れにきておいでなさる、すぐ飛んできて貰いたいというのだった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
日ごろ人情噺や講釈で聴いている
侠気
(
いなせ
)
な江戸っ子の肴屋気質は随分嬉しいものとして、イザ現実にこういう人にぶつかってみるとやっぱり生粋の芸人暮らしとはてんからくい違うものがあった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
“侠気”の意味
《名詞》
弱者を見過ごすことができず助けようという気持ち。男気。
(出典:Wiktionary)
“侠気(
任侠
)”の解説
任侠(にんきょう、任俠)とは、仁義を重んじ、弱きを助け強きを挫くために体を張る自己犠牲的精神や人の性質を指す語。
また、ヤクザ史研究家の藤田五郎の著述によれば、正しい任侠精神とは正邪の分別と勧善懲悪にあるという。
仁侠(じんきょう)、義侠心(ぎきょうしん)、侠気(きょうき)、男気(おとこぎ)などともいう。
(出典:Wikipedia)
侠
漢検準1級
部首:⼈
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“侠”で始まる語句
侠
侠客
侠氣
侠勇
侠骨
侠者
侠客肌
侠児
侠党
侠賊