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住持
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おつ
ふりがな文庫
“
住持
(
おつ
)” の例文
暫くすると、
住持
(
おつ
)
さんは小僧を呼んだ。小僧は三人居て、三人とも変な
歪形
(
いびつ
)
な頭を持つてゐたが、呼ばれたので、素直に庫裏に集まつて来た。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
小僧の一人が名を呼ぶと、
住持
(
おつ
)
さんは恐る/\頭を上げた。そしてきよろ/\
四辺
(
あたり
)
を見まはしてゐたが、土間に誰一人ゐないのに気がつくと
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「そやけど、万一嗅ぎつけて米を取りにでも来たら……」と
住持
(
おつ
)
さんは蟹のやうな赤い顔を撫でまはした。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“住持”の意味
《名詞》
住持(じゅうじ)
仏法を護持すること。
寺院の主となる僧。住職。
(出典:Wiktionary)
“住持(
住職
)”の解説
住職(じゅうしょく)は、本来「住持職」と呼ばれている仏教の職名(宗教上の地位)の略称で、一寺院を管掌する僧侶のこと。
(出典:Wikipedia)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“住持”で始まる語句
住持樣
住持様