休日やすみび)” の例文
学校の休日やすみびでない日に、こうして街を歩くということは、今までかつてないことでもあったし、冒険に似た心持がうれしいのだった。
明日はちょうど一月に一度あるお君さんの休日やすみびだから、午後六時に小川町おがわまちの電車停留場で落合って、それから芝浦しばうらにかかっている伊太利人イタリイじんのサアカスを見に行こうと云うのである。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
みんな出払った 休日やすみびの宵。