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伏龍
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ふくりゅう
ふりがな文庫
“
伏龍
(
ふくりゅう
)” の例文
いつか
司馬徽
(
しばき
)
の山荘に一夜を送った時、司馬徽のいうには、いま
伏龍
(
ふくりゅう
)
鳳雛
(
ほうすう
)
、二人のうちその一人を得れば、天下を定めるに足らんと。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嚠喨
(
りゅうりょう
)
として
喇笛
(
らてき
)
が吹奏され、まっ先にくる鞍上の人を見れば、これなん劉玄徳。左右なるは、
伏龍
(
ふくりゅう
)
孔明、
鳳雛
(
ほうすう
)
龐統
(
ほうとう
)
の二重臣と思われた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かの水鏡先生が、孔明と並び称して——
伏龍
(
ふくりゅう
)
、
鳳雛
(
ほうすう
)
といった——その鳳雛とは、
襄陽
(
じょうよう
)
の
龐統
(
ほうとう
)
のことだが、その龐統も見えている。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
むかし
司馬徽
(
しばき
)
徐庶
(
じょしょ
)
先生が、もし
伏龍
(
ふくりゅう
)
鳳雛
(
ほうすう
)
ふたりのうち一人でも味方にすることができたら、天下の事も成ろうと予にいわれたことがある。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そうです。
伏龍
(
ふくりゅう
)
、それがすなわち孔明のことです」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“伏龍”の解説
伏龍(ふくりゅう)は、第二次世界大戦末期の大日本帝国海軍による特攻兵器。「人間機雷」とも呼ばれる。潜水具を着用した兵士が浅い海底に立って待ち構え、棒付き機雷を敵の上陸用舟艇に接触させ爆破するという特攻戦法のことである。
(出典:Wikipedia)
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
龍
部首:⿓
16画
“伏龍”で始まる語句
伏龍悶動