“伊久”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いく50.0%
イク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲斐の二度めの妻は、津田玄蕃げんばの妹で、名を伊久いくといい、今年二十九歳になる。結婚するとすぐに、甲斐は江戸へ去り、伊久はあとに残った。
伊久米といふは伊久久米の省略にてもあらんか。伊久イク伊香イカイカなどゝ同じく蒙古語の yeke に通ひて、大の義なるべければ、伊久米も大來目も同義なりといふことを得べし。
卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)