“五車”の読み方と例文
読み方割合
ごしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人の説く法のうち、他の弁ずる道のうち、乃至ないし五車ごしゃにあまる蠧紙堆裏としたいりに自己が存在する所以ゆえんがない。あれば自己の幽霊である。もっともある場合において幽霊は無霊むれいより優るかも知れない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一、 冬ごもり五車ごしゃ反古ほうごのあるじかな 召波
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
歌反古うたほごとか、五車ごしゃ反古と云うようなものを入れちゃ、どうです」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)