五足六足いつあしむあし)” の例文
と別に何の知己ちかづきでもない女に、言葉を交わすのを、不思議とも思わないで、こうして二言三言、云ううちにも、つい、さしかけられたままで五足六足いつあしむあし
妖術 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そして、ひょい/\/\と五足六足いつあしむあし歩いたと思いますともう五、六里向うへとんでいました。それからまたひょい/\/\と、またたくに目の前へかえって来ました。王子は
ぶくぶく長々火の目小僧 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)