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五十里
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いかり
ふりがな文庫
“
五十里
(
いかり
)” の例文
鬼怒川はこれより左折し、路は
五十里
(
いかり
)
より流れ來れる一小溪に沿ふ。この小溪と鬼怒川と合する處、三角形を爲し、その一角に當つて、突兀たる一奇山龍蛇の蟠るごとく屹立す。
日光山の奥
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
茱萸の木から暫くで道は
五十里
(
いかり
)
川の岸へ出る。河の流は道路からでは餘程低くて一つの大きな瀑布を形つて居る。之が不動瀧である。瀧の上の巖の頂には矮小なひねびた松がかぶりついて居る。
痍のあと
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
五十里
(
いかり
)
のダム工事も、この山中を、たちまち町と化した原動力であろう。機械力と自然が噛みあい咆哮しあう絶壁の下を車はうねうね
喘
(
あえ
)
いでゆく。山下運転手君は、平地を見るのとおなじである。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“五十里”の解説
五十里(いかり)は、栃木県日光市の大字。
(出典:Wikipedia)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
“五十里”で始まる語句
五十里川
五十里湖