“五十川訒堂”の読み方と例文
読み方割合
いかがはじんだう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五十川訒堂いかがはじんだうの撰んだ墓誌に、「諱義勝第二子、幼孤、長来江戸、従樗園杉本翁学医、業成、嗣福山侯侍医津山氏、既而名声大起、累得俸廿五口」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
五十川訒堂いかがはじんだう撰の墓誌に、「年七十七、以疾卒、葬吉津村観音寺、寔明治六年五月十三日」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
五十川訒堂いかがはじんだうの文に「扈君夫人、移居福山、時君(忠琢)既致仕、而有此命、蓋特典也」と云ふは、此時の事であらう。是に由つて観れば、津山氏の移徙いしは忠琢が召された故である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)