トップ
>
二一天作
>
にいちてんさく
ふりがな文庫
“
二一天作
(
にいちてんさく
)” の例文
常識では測れない、
二一天作
(
にいちてんさく
)
では割りきれない心的作用によって、千態万様に表われ来る所のものが「術」だと思うのであります。
芸術的な書と非芸術的な書
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
歸するところ、外界の法則と内心の作用とは一致して居るので、『
二一天作
(
にいちてんさく
)
の五』は、直ちに之を倫理にも應用することが出來る。
神秘的半獣主義
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
世の中の仕組は
二一天作
(
にいちてんさく
)
が七にもなれば三にも九にもなるんだ、現にこうして、おれは得石先生と立てられている、病家には旗本御家人衆もあるんだ、よく覚えておけ
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
こういう結果になってみると、やはり世の中には
二一天作
(
にいちてんさく
)
の五ばかりには行かず、
二四
(
にし
)
が九であったり、
三五十九
(
さんごじゅうく
)
である場合も常に心得ておかなければならないかも知れぬ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それが
二一天作
(
にいちてんさく
)
、いきさつどころか、はっきり割切れたはなしだったわ、あの人がのぼせあがって、あたしに付きまとえば付きまとうほど、あたしにはあの人がいやでいやでたまらなくなったの」
滝口
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“二一”で始まる語句
二一
二一添作