“久邇”の読み方と例文
読み方割合
くに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大伴家持が紀女郎きのいらつめに贈ったもので、家持はいまだ整わない新都の久邇くに京にいて、平城ならにいた女郎に贈ったものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「今しらす久邇くにみやこいもに逢はず久しくなりぬ行きてはや見な」(巻四・七六八)というのもある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)