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中門口
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チユウモングチ
ふりがな文庫
“
中門口
(
チユウモングチ
)” の例文
後世風に考へれば、「中門口」は寧、千秋萬歳の方に屬するものと見える。併し、單に
門
(
カド
)
ぼめを「
中門口
(
チユウモングチ
)
」の主體と見ることは出來ぬ。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
田樂師
(
デンガクシ
)
の演奏種目の中、古くからあつて、今に傳へて居る重要な「
中門口
(
チユウモングチ
)
」と言ふのは、此「門入り」の儀の藝術化したものなのであつた。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
翁が、田楽の「
中門口
(
チユウモングチ
)
」に相当する定式の物となつた筋道が、幾分でも訣つて貰へるやうに致したいと存じます。
翁の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
この門入りこそは、延年舞に既にあつて、田楽舞の重要な部分になつた「
中門口
(
チユウモングチ
)
」の所作が出来たのと、根を一つにした「おとづれる神」の変形なのである。
まれびとの歴史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
幸若太夫が「日本記」と称する神代語りを主とするのは、
反閇
(
ヘンバイ
)
の謂はれを説くためである。田楽法師の「
中門口
(
チユウモングチ
)
」を大事とするのは、神来臨して
室寿
(
ムロホギ
)
をする形式である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“中門”で始まる語句
中門
中門前
中門廊
中門前町