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不関焉
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かんせずえん
ふりがな文庫
“
不関焉
(
かんせずえん
)” の例文
それまでは、幸と不幸との
賭事
(
かけごと
)
の中で局外者のように平気でいる。彼らはその間に置かれた賭金でありながら、
不関焉
(
かんせずえん
)
として両方をぼんやりながめている。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
いや、却って、
彼奴等
(
きゃつら
)
の
策
(
て
)
に乗るようなものじゃ。われ
不関焉
(
かんせずえん
)
であればよい、柳に風と横向いているに限る
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかしこの宗の信者は他の教会と全く
不関焉
(
かんせずえん
)
で、他宗の信者を改宗させるために伝道するというようなこともしない。それゆえ余り盛んにもならないでしまった。
ファラデーの伝:電気学の泰斗
(新字新仮名)
/
愛知敬一
(著)
で、真実にその苦痛を察したならば、到底、
不関焉
(
かんせずえん
)
の態度を取り得ない筈であります。
安死術
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
焉
漢検1級
部首:⽕
11画
“不関”で始まる語句
不関
不関心
不関気