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不立文字
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ふりゅうもんじ
ふりがな文庫
“
不立文字
(
ふりゅうもんじ
)” の例文
禅は「
不立文字
(
ふりゅうもんじ
)
」と申しますが、文字で分る区域など知れたものでありましょう。信仰をそんな知解に
止
(
とど
)
めてはならぬと
予々
(
かねがね
)
宗門は教えているのではありませんか。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
けだし、仏教のうちに、禅宗のごとき、
不立文字
(
ふりゅうもんじ
)
の宗を立つるに至りしゆえんは、
畢竟
(
ひっきょう
)
、世の宗教者の感情上より文字を偏信するの弊を救わんとして出でたるものなること疑いなし。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
不立文字
(
ふりゅうもんじ
)
にて、生死を超越する境地は、剣も、禅も同じと致しまして、昨夜の、馬鹿と申された一喝、その気合の鋭さは、剣客の気合とても遠く及ばぬ気魄が、迸っておりまして、某の腹の中へも
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
“不立文字”の解説
不立文字(ふりゅうもんじ)は、禅宗の教義を表す言葉で、文字や言葉による教義の伝達のほかに、体験によって伝えるものこそ真髄であるという意味。
(出典:Wikipedia)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“不立文字”で始まる語句
不立文字教外別伝