“不埓千万”の読み方と例文
旧字:不埓千萬
読み方割合
ふらちせんばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小鳥を刺してそれをその日その日の生計たつきしろにしている鳥刺しが、獲物を入れるべき袋を腰にしていないということは、大いに不埓千万ふらちせんばんなのです。
不埓千万ふらちせんばんなやつ! さ、はよういってよんでこんか! いざこざ申しおったら、さしつかえないから、首に縄をつけても、ひっぱってこい! 不埓千万な……不埓千万な!
亡霊怪猫屋敷 (新字新仮名) / 橘外男(著)