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下宿
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パンシオン
ふりがな文庫
“
下宿
(
パンシオン
)” の例文
モスクヷを出発して来てから十日ばかりたって、伸子ももうウィーンでは
下宿
(
パンシオン
)
の食事に出るパンの白さに目を見はらなくなった。
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
この驚くべき知らせを持って
下宿
(
パンシオン
)
へ戻ってきて彼女がやっぱりまだ家へ帰ってきていないことがわかったときに
マリー・ロジェエの怪事件
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
一昨日この
下宿
(
パンシオン
)
のあるデエーツコエ・セローの公園のずっと先の広い野原で夏雲を眺めながら摘んで来た花であった。
おもかげ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
黒川は、二週間近くウィーンに滞在する伸子と素子とのために、
下宿
(
パンシオン
)
をさがすことをすすめ、その仕事をひきうけた。
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
レーニングラードの郊外の「子供の村」という元ツァーの離宮だった町に、プーシュキンが学んだ貴族学校長の家が、
下宿
(
パンシオン
)
になっていた。そこで書いた。
あとがき(『宮本百合子選集』第四巻)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
▼ もっと見る
伸子と素子とは、黒川隆三が世話してくれた
下宿
(
パンシオン
)
の三階の陽あたりのいい窓の前におかれたテーブルのところで、ゆっくりそういう新聞紙に目をとおした。
道標
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
十数人の男女が
頤
(
あご
)
をそろえて見上げたその水色石造建築物の外観は極めて平凡で、歩道に向った下の窓の奥に「
下宿
(
パンシオン
)
・レオノヴォイ」という札が出してあった。
赤い貨車
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
“下宿”の解説
下宿(げしゅく)は、一般的には一定期間の契約で部屋を間借りさせること、また、そのための建物や部屋などの施設。
(出典:Wikipedia)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“下宿”で始まる語句
下宿屋
下宿住居
下宿住
下宿料
下宿屋以上
下宿屋住居