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三絃
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しゃみせん
ふりがな文庫
“
三絃
(
しゃみせん
)” の例文
路
(
みち
)
の右側にある小料理屋から
三絃
(
しゃみせん
)
が鳴って、その音といっしょに女の声もまじって二三人の
怒鳴
(
どな
)
るような歌が聞えていたが、彼の耳には余程遠くの方で唄っている歌のようにしか思えなかった。
水郷異聞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
二階からは
三絃
(
しゃみせん
)
や
鼓
(
つづみ
)
の音がにぎやかに聞こえた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
隣では太鼓と
三絃
(
しゃみせん
)
の音がにぎやかに聞こえた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
向こうの料理店から、
三絃
(
しゃみせん
)
の音が聞こえた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
“三絃(
三弦
)”の解説
三弦(または三絃、さんげん。サンシエン、sānxiàn。意味は文字通り「三本の弦」)は、中国の伝統楽器で、ロングネックリュートタイプの撥弦楽器である。弦子(シエンズ、xiànzi)とも呼ばれる。日本では中華三味線(ちゅうかじゃみせん)、支那三味線(しなじゃみせん)と呼ばれることもある。
三弦の語は元のころにはじめて使われるようになった。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
絃
漢検準1級
部首:⽷
11画
“三絃”で始まる語句
三絃堀
三絃彈
三絃胡弓子