“三絃(さみ)” の例文
その容姿麗(うる)はしくして都はづかし、三絃(さみ)胡弓(こきゅう)に得(え)ならぬ歌うたひて、余念なく居りけるを、参詣の人、彼が麗はしき顔色(かんばせ)に心をとられて銭を投掛くること雨の降り霧の飛ぶが如くなるを
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)