七夕星たなばたぼし)” の例文
恋をする者もさうで、相手を身も心もそつくり自分のものにしないと納得の出来ないものだ。たゞたまに達人の恋のみは、七夕星たなばたぼしのやうに遠く離れてゐて、少しもその熱を失はうとしない。