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一齣
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ひとくさり
ふりがな文庫
“
一齣
(
ひとくさり
)” の例文
大村の話は私よりもっと興味が深かろうと思いましたから、帰りは静岡へ寄って老父や老母相手に
一齣
(
ひとくさり
)
大村の懐旧談に花を咲かせました。
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
但し、以下の
一齣
(
ひとくさり
)
は、かつて、一樹、幹次郎が話したのを、ほとんどそのままである。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それから、そちらの大人のご希望もあったことだから、未熟な
節廻
(
ふしまわ
)
しではあるが、
一齣
(
ひとくさり
)
ご披露しよう、といって、くり返し巻き返し同じような唄を歌い、
蹣跚
(
まんさく
)
たる足どりで帰っていった。
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
小さな冊子を膝にひろげて、投扇の起源という
一齣
(
ひとくさり
)
まで読んで聞かせました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
齣
漢検1級
部首:⿒
20画
“一齣”で始まる語句
一齣一齣