一霎時ひとしきり)” の例文
室外の空気に頭をさらしていた所為せいか、重かった頭も大分にかろすずしくなって、胸もほどくつろいで来たから、そのまま枕に就いて一霎時ひとしきりうとうとと眠ったかと思う間もなく
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)