“一枚襖”の読み方と例文
読み方割合
いちまいぶすま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中は広いのに、ただ狭い一枚襖いちまいぶすまを開けると、どうです。歓喜天の廚子ずしかと思う、綾錦あやにしきを積んだうずたかい夜具に、ふっくりとうずまって、暖かさに乗出して、仰向あおむけに寝ていたのが
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)