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一杓
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いっしゃく
ふりがな文庫
“
一杓
(
いっしゃく
)” の例文
名利
(
みょうり
)
を思うて煩悶絶間なき心の上に、
一杓
(
いっしゃく
)
の冷水を浴びせかけられたような心持がして、一種の涼味を感ずると共に、心の奥より秋の日のような清く温き光が照して
我が子の死
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
その方角の変った晴がましさは、末造の熱した頭に
一杓
(
いっしゃく
)
の冷水を浴せたのである。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
一杓
(
いっしゃく
)
の
水
(
みず
)
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
杓
漢検準1級
部首:⽊
7画
“一杓”で始まる語句
一杓子